2009年  律儀な四月               2009年4月30日


四月の天気は気まぐれだ。

だと思ったけど・・。

 

桜が散り、上着を脱ぎ捨て汗ばむ陽気になる

浅川土手を風が吹き抜け、土手の草が右に行ったり左に行ったり忙しい

その翌日ははく息が白くなりそうな冬に逆戻り

慌てて部屋の暖房のスイッチオン

風もないのに底冷えする陽気だ

空には寒冷前線を連れたどんよりした寒雲。

 

冷たい雨

浅川河原の野鳥達もじっと静かにして音なし。

 

その翌日は抜けるような青空

陽射しが前日とは打って変わって明るく軽くなる

こんな日は半そでTシャツ。

 

ソメイヨシノが青々とした葉に覆われる頃、

ボタン桜が満開を迎える。

 

多摩丘陵の木々はあっという間に新緑につつまれる

土手の草はいかにも柔らかそうな色

陽射しに翳すと透けるような淡い色

木々の新緑に負けない青さだ。

 

4月の土手には黄色が似合う

タンポポの白を帯びた黄色もいい

土手にはコウゾリナの鮮やかな黄

排水溝傍にはハルノノゲシやオニノゲシの明るい黄

土手間際にはジシバリの涼やかな黄色

浅川河原には黄のセイヨウカラシナの群生

畦道にはケキツネノボタンの光沢のある黄。

 

4月は冬があり春があり、初夏がある

多少の行きつ戻りつの変化はあるが、

けど、着実に春から初夏に向かって行く

走るというより軽くステップしながら進む4月の季節

春爛漫というか春芳醇の季節

律儀な4月だ。

 

そうね、そして新緑の季節だ

青から緑へ変わる季節だ。

 

さぁ、外に出かけよう。

 

4月の空                

 

                         (画像をクリックすると大きくなります) 

 

桜咲く4月

3月に満開になる桜は早すぎるよ

やっぱり桜は4月が似合う。

 

4月の空・風・陽射しと桜。

 

4月はどんどん走っていく

満開の桜もいい

飛び散る花片もいい

葉桜もよし。

なにより4月の晴天は柔らかい。

 

4月の陽射しと光

 

4月の陽射し。

      

 

一日一日と風景が変わっていく4月の雑木林。

青々としてきた4月中旬の百草・里山。

 

浅川縁雑木林。

 

多摩の里山の代表クヌギとコナラ

 

四月の陽射し

明るいだけでなく、温かみが出てきた。

 

浅川べり

川辺全体がぬるんできた、柔らかくなってきた。

 

4月の浅川土手下

ゲンゲ畑と春の道端野草の代表スカシタゴボウ。

 

浅川土手下の陽射し

街中よりも雑木林よりもいつだって土手下は季節が半歩先を行っている。

 

浅川河原

セイヨウカラシナ群生

浅川河原にはここ2,3年随分と増えてきた。

 

四月の空

 

 

 

 

    

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