2008年 あははの9月 2008年9月30日
夏の残りと秋の気配が行ったり来たり。
浮つく9月。
あははの9月。
雲は忙しそうに揺れ動く。
雑木林の梢も微妙に浮ついている(って感じ)
9月の風もあはは。
他の場所はいざ知らず、多摩の9月に似合うのはネコジャラシ。
9月の陽射しにゆらりゆらりするネコジャラシもあはは。
アスファルト道端や空き地のネコジャラシは埃を被っている。
土手や河原のネコジャラシは好き勝手に屯している。
畦道のネコジャラシは遠慮がちに伸びている。
畑のネコジャラシは厄介者。
どこもかしこもイヌの尻尾のエノコロ。
エノコログサ、ムラサキエノコログサ、
キンエノコロ、大きめのアキノエノコログサ、
刈り入れ直前の稲穂もいい。
けど、9月の朝や午後の傾いた陽に一番似合うのはネコジャラシ。
(画像をクリックすると大きくなります)
9月の木漏れ陽。
暑い日が続いた今年の夏。
けど今年の冬到来は早そうだ。
9月の土手空 その一
9月の土手空 そのニ
9月の土手空 その三
9月の土手空 その四
9月の多摩川
ツバメはアシ原を飛び南に帰る準備をする。
トンボは水辺を行ったりきたり。
カワウは水面を見つめる。
陽が随分と短くなってきた。
淺川土手を染める9月の夕。